歯のメインテナンス・クリーニングはどのくらいの頻度で行くべきか？
歯のメインテナンスやクリーニングの頻度は、一般的に「3～4ヵ月に1回」と言われています。 しかしこれはあくまで平均であり、2ヵ月に1回、1ヵ月に1回程度必要になるというケースもあります。あまりにも頻繁な通院はお子さま・保護者様のご負担になるかと思いますので、当院ではメインテナンス・クリーニングで通院していただきながら、セルフケアの指導もしっかりと行い、無理のない頻度で通っていただけるよう努めています。 お口の環境が良くなれば、半年に1回で十分になることもあります。定期的に歯のクリーニングをするメリット
むし歯・歯周病を予防できる
歯科医院でのクリーニングでは、歯磨きで落とせなかった歯垢・歯石を、特別な道具を使って除去します。 フッ素塗布やシーラントを併用することで、さらに予防効果が高まります。
口臭が改善される・予防できる
プラーク歯垢・歯石をきれいに取り除くことで、お口の細菌の数が少なくなります。ガスを発生させる細菌が減れば、口臭の改善が期待できます。もちろん、口臭の予防にも有効です。
歯の着色も落とせる
歯そのものを白くするためにはホワイトニングが必要ですが、クリーニングによって歯の表面に付着した汚れを落とすことで、本来の白さに近づけられます。
歯のクリーニング後の注意事項
クリーニング後の歯は、着色しやすい状態にあります。その日のうちは、色の濃い食べ物、色の濃い飲み物はできるだけ避けましょう。着色が気にならなないという場合には、何を食べても構いません。 また、クリーニングを定期的に受けてこそ、理想的な口内環境へと近づけることができます。指導されたセルフケアを実践しつつ、定期的に歯科医院を受診するようにしましょう。
歯のクリーニング料金(値段)の目安
歯周病などの治療を目的として行われるクリーニングには、健康保険が適用されます。 自費診療となる場合には、1回あたり5,000～10,000円ほどが目安となります。
クリーニングの内容によっては、20,000円ほどかかることもあります。
歯のメインテナンス・クリーニングQ&A
汚れがたくさん付着している、歯茎が炎症を起こしている場合には、痛みを伴うことがあります。歯ぐきが健康でありきれいにセルフケアができてれいば、基本的に痛みはありません。
ごく簡単に言えば、「歯科医院でのクリーニングの方がよりきれいにできる」ということになります。ご自宅でのセルフケアでは歯石は除去できません。また歯垢についても、どうしても取り残しが生じます。こういったところまでをカバーできるのが、歯科医院で専用の道具を使って行われるクリーニングです。
表面的な汚れを落とし、本来の白さに近づけることは可能です。ただ、歯そのものの色を白くする、ということはできません。その場合は、ホワイトニングが必要です。
お口の状態が良ければ、半年に1回程度の通院でも十分になることがあります。そのためには、歯科医院で指導を受けた内容を、ご自宅のセルフケアでしっかりと実践していきましょう。できる限り無理のない頻度で通っていただけるよう工夫いたしますので、まずは一度、ご相談ください。
